都心の分譲マンションのマーケット事情が昨今大きく変わりつつあります。
特に販売価格に関しては、数年前と比べ大きく上がってきています。
今回は、その都心部の不動産マーケット事情をレポートさせていただきます。
特に大型の新築分譲物件は、2年以上かけて販売活動を行う(第1期1次~第4期4次)
その中で、申込状況や市場の動向を見ながら細かく値付け販売住戸を決定していく。昨今のマーケットだと販売期間に値上がりをしていくことになる。
中には1.3倍以上の差が生じている物件もあります。
六本木一丁目と神谷町が地下鉄通路で結ばれ虎ノ門から麻布台の再開発、2023年3月竣工の森ビルのアマンレジデンス東京は、坪3000万という話題を生むような値付け物件も。
昨今の傾向として、上層階のプレミア住戸から申込が入る傾向。
また海外の方が購入していくことも多い。
たまにいくと昨今の都市開発も聞くこともでき、また最新の物件設備を知ることもでき面白い。
駅前再開発が盛んで、その中でも「国家戦略特区都市再生プロジェクト」。
国際競争力を高めていくための経済特区。
ビジネスのしやすい環境を整備することで世界から資金・人・企業を集める国際ビジネス拠点形成を意図しています。
特に、アジアヘッドクォーターとして「渋谷」「新宿」「池袋」「田町品川」「臨海部」は東京大改革として注目です。
・タッチレスキー
・訪問者がインターフォンを鳴らすとスマホに飛んでくる→確認、通話また玄関も明けられる
・宅配ボックス各住戸の玄関横に→これは、重い荷物の時にとても便利。また宅配ボックスが埋まっていて使えないというストレスからも解放。
3年ほど前、友人の紹介で同エリアで探されていたお客様と内見。
中古物件で提案していたが、こちらのマンションモデルルームに行ったところ、築10年弱程度の物件より安い値付。
こちらは当時「買い!」でした。
まれに中古物件より新築のほうが安い、というタイミングがあったときでした。
今は完成し残りを販売していましたが、当時の1.5倍程度にはなっているのではないでしょうか?!
3年前の販売当時、中ほどの階は坪650~750万円程度、上層階は坪800~900万円のレンジだったのに、この2023年3月に完成したと同時に売却がかかっているお部屋が約30戸程度、その価格は、坪1000万円というレンジ。
勝どき駅からの駅直結マンション。
2棟で2700戸を超える規模。今回は2棟販売中だが、あともう1棟3年後の販売を控えている。
坪単価500万円弱~。
周りの湾岸に住む方が買い替え(売却期日ある層も一定数いる)で購入している方が多い印象のため、中古マーケットはいったん落ちそうな印象。
浜松町駅直結。山手線直結はこちらの物件をいれても3つしかないので立地の希少性がうたわれる。
プレミア住戸が坪3000万円、下階が坪1000万円の値付けにはついに私も鼻血が出る感覚。
こちらは7割弱が海外系のお客様。
冷やかし程度に行ってみたが、やはりみると魅了される物件。
共用部には、プールジャグジー、バー、レストラン、、、など施設内のサービスはとても魅力的。
坪1200万円~(ガーデンヒルズは坪1500万円~)
国家戦略特区。
池袋東側にはタワーマンションがチラホラある中、西側の物件は珍しい。
坪500万円弱~なのは上記マンションをみていた私からは安く感じる。
こういう新築のマンションは、マンションマニアさんたちがこぞって情報を発信しているので、参考にしていきたい。