前々回(第１回)と前回(第2回)とにわたり、当社の主力とも言える「賃貸併用住宅」についてお送りしてきました。
第3回目となる今月は、賃貸併用住宅の売却についてご紹介します。
当社で運営するWEBサイトは、賃貸併用住宅の購入を検討されているお客様だけでなく、所有している賃貸併用住宅を売却したいというお客様にも多くご覧いただいています。
その背景には、賃貸併用住宅の売却の難しさがあります。
一般的な戸建て住宅を売却する場合、街の不動産会社に依頼したり不動産ポータルサイトに掲載したりして売却活動をおこないます。しかし賃貸併用住宅の場合は希望条件で売却するにはコツが必要で、賃貸併用住宅の本質を知らない不動産会社に依頼してしまうと、売却先がなかなか決まらず苦労することになります。
その点当社が運営するWEBサイトは、賃貸併用住宅の売買を専門に扱っているという専門性の高さから、「賃貸併用住宅を建てたものの、将来的に売れないのではないか」などの不安を抱えるオーナー様に多くご利用いただいています。
ここからは、実際に当社にご相談いただいた賃貸併用住宅の売却事例をご紹介します。
【物件概要】
物件所在地 中野区
築年数 築2年
間取り 自宅部分：2LDK＋書斎
賃貸部分：1K＋2部屋
こちらの物件のオーナー様は、はじめは地元の大手不動産会社に売却を依頼されたものの、3カ月の間一度も内見が入らず、お困りのところ当社に売却相談にいらっしゃいました。
ご依頼後すぐに査定をおこない、当社のサイトを中心に売却活動をスタートさせました。
当初希望されていた売却金額は、前任の仲介会社には「高くて売れない」と言われていたんだとか。しかし弊社では、一般的な戸建て住宅とも収益物件とも違う「賃貸併用住宅独自の査定方法」を採用しているため、オーナー様が希望される価格でも売却可能と判断しました。
結果的に内見されたのは7組、中から2件のお申し込みをいただき、わずか1カ月というスピード成約という結果になりました。
こうしたスピード感のある売却が可能なのは、当社が売主様だけでなく買主様に対するフォローもおこなっているからです。
賃貸併用住宅の購入を検討される方の中には、賃貸経営の経験がない方も少なくなく、「賃貸経営に関心はあるけど失敗しないか心配」という声も多く耳にします。
当社ではそうした賃貸経営初心者の方でも安心して賃貸併用住宅をご購入いただけるよう、賃貸管理部門と連携したサポート体制をご用意しています。
賃貸管理部門ではただ単に空室を埋めることを目的とした賃貸経営ではなく、顧客満足度向上による家賃アップ、そして将来的に物件を売却することを見据えた出口戦略も踏まえたご提案をしている点が大きな特徴。
賃貸併用住宅の購入から運用、売却までを一貫してサポートできるという当社の強みは、買主様が賃貸併用住宅購入の後押しにもなっており、売主様・買主様の双方にご満足いただける売買を実現しています。
物件をスムーズに売却するためには、その物件の魅力を的確にとらえること・適切な方法で発信することが求められます。
特に賃貸併用住宅は自宅と収益物件という2つの側面を持つだけでなく、賃貸経営や出口戦略のための不動産管理とも切っても切れない関係にあります。そしてこうした不動産のさまざまな要素が詰まった物件を売却するためには、通常の不動産売買とは異なる知識と経験が必要です。
リロ・パートナーズでは、賃貸併用住宅の購入・売却・管理についてのご相談を随時受け付けております。少しでもお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください