山手線内での駅直結型の分譲タワーマンションは品川、日暮里、大崎で計6棟しかありませんでしたが、2024年11月に浜松町駅直結のワールドタワーレジデンスが、山手線内では7棟目の駅直結型タワーマンションとして竣工されました。
このワールドタワーレジデンスですが、新築分譲開始時の平均坪単価は1100万でしたが、現在では坪1600万で成約があり、募集では坪2000万以上で募集が出ています。
都内の市場は右肩上がりですが、駅直結型タワーマンション、しかも山手線駅直結となると希少価値もあり価格の伸び幅もさすがに大きいです。
そうでなくても駅直結型マンションは価格が崩れにくく駅直結ならではの魅力もあります。
今回は駅直結マンションの魅力についてみていきます。
駅直結マンションとは、その名の通り都心などの中心地にある駅に併設、またはデッキや通路などでつながっておりマンションまで直通で行ける物件のことを言います。
周辺に高い建物がある立地が多く、比価などの面からほとんどが高層マンションです。
山手線内のレジデンスタワーマンションだと品川駅の品川Vタワーや大崎駅の大崎ウェストシティタワーがあげられます。
通常の駅近マンションよりも、駅と一体化している分雨に濡れないなど利便性も高く人気の住宅スタイルの一つです。
需要も高いので近年、再開発エリアでは駅直結型のタワーマンションは増えてきています。
駅までの距離が近く動線も屋根付きのペデストリアンデッキなどでつながっていることが多く暑さ寒さなどの気候に影響されることも少なく、雨が降っていても濡れずに通勤・通学ができます。
駅周辺は商業施設が集まっており、買い物も近場で済ませられるのでとにかく利便性が高いです。
再開発と同時に建設されることもあり、大規模な複合商業施設が併設されたりとエリアレベルで活気づいていくことも予想されます。
必然、立地も便利で人気も高くなっていくので、将来的に家を売る・貸すとなった時も高値を付けられ資産性も高く資産性もあります。
都心の便利な暮らしを望むのであれば、駅直結型マンションはおススメです。
そんな駅直結型マンションですが、人気があり資産性も高いことからとにかく価格も高く取得難度が高いです。
中古物件でも、ワールドタワーレジデンスを見ても分かるように新築価格の2倍くらいの価格で中古物件が取引されていたりします。
新築物件を取得しようにも、都心の新築タワーマンションはほとんどそうですが、分譲時に申し込んでも抽選倍率が30倍になってしまったりと運にも左右されます。
駅直結なので周辺は人も多く、夜もにぎやかな場合があり、窓を開けると電車の音だけでなくそういった騒音も聞こえてくることがあります。
とはいえ、タワーマンションの防音性や気密性はかなり高く設定されているので窓を閉めていれば問題ないでしょう。
駅直結型マンションは人気も高く資産性も高いですが、都心部にある土地は値段が高くなってしまうため、マンションの値段も高額になってしまいます。
中々手が出ない駅直結型タワーマンションですが、エリアの再開発に併せて建設される駅直結型マンションの周辺は、複合施設ができればその恩恵をうけることができ、それに合わせて相場も引き上げられることがあるので、そのあたりの他のマンションや土地は投資や住み替えの対象としてチェックしておいても良いかと思います。